ASIS 2009で発表されたSun Exacq Vision Version 3.6の新機能


現在(2009/09/24)開催中のASIS 2009(アメリカ、アナハイム)の展示会でExacq Vision Version 3.6が発表されました。下記、日本語版のファーストインプレッションです。

(日本語版を入手、テストしたため【未確定情報】のタグを取っています。2009/10/02)


◆Version3.6の新機能

1) 動作の検索機能が付きました! (スマートサーチ)機能

2) 画面表示速度が向上しました! 記録映像へのアクセス速度が高速化

3) マルチシステムユーザ設定 (ご紹介は今後)

4) マップ機能 (ご紹介は今後)

5) ウェブサーバ機能の強化 (ご紹介は今後)



1) 動作の検索機能

「スマートサーチ機能」は、動きがあった部分だけを探す機能です。

たとえば、入り口から人が入ってきたシーンだけを見たい」などという状況で使います。便利な機能です。アナログDVRの大半には搭載されています。

しかし、この機能を「メガピクセル動画」「H.264などの高圧縮データ」を対象に搭載しようとすると、大変な研究が必要になります。特にカメラ側で映像を圧縮するタイプのNVRでは、特別なハードウェアを搭載していないため、高速なCPUや、高度ソフトウェアが必要になり、実装はとても難しくなります。

Exacq Visionは、帯域制御エンジン、動画再生エンジンなどを作り上げた高度なソフトウェア開発技術があります。本スマートサーチ機能の搭載も、そのあらわれだと考えています。


2) 画面表示速度の向上

2つの速度向上がありました。体感的には、「リモートサーバに対して、ここまで表示速度が速いNVRは見たことがない」というレベルです。


【画面表示速度の向上】

エクザックサーバに接続した際に、リアルタイムの映像を表示する速度が向上しました。

これは体感でしかわからないものですが。前のVersion3.5(WindowsXP環境)よりも、5倍くらい早くなりました。

神奈川からインディアナポリスのメガピクセルカメラに接続時に、「パッと」映像が表示され、その後、2~3秒で動画が始まります。ネットワーク速度性能というよりも、まず最初の一枚を送る処理を高速化したような印象を受けます。

この性能の向上によって、複数のサン・エクザック・ビジョンを使っている場合のストレスがさらに軽減されました。遠隔監視では、「とにかく映像を見たい」わけですから、高速な映像レスポンスというのは運用上とても重要なファクターだと思っています。


【記録映像へのアクセス速度が高速化】

エクザックサーバに接続し、記録済みの動画にアクセスする速度がメジャーバージョンアップレベルで向上しました。

これによって動画の検索を、さらにスムーズに行えるようになりました。

従来のバージョンでも相当のレスポンスがあったのですが、それはストリーミングに近い形のようでした。この方式にはメリットもデメリットもありますが、記録画像を見る頻度が高い場合にはデメリットの方が多くなります。

海外では「リアルタイムに監視する」という需要が圧倒的に多く※1、日本のように記録画像をチェックするというフローが主流ではないため、検索機能については韓国製のDVR(アナログカメラ用の記録装置)が長年トップクラスでした。

今回のサン・エクザック・ビジョンの記録映像へのアクセス速度の向上は、エクザック・サーバから送られるデータの一時保存方法のアップデートによるものと憶測されます。(あくまでも憶測です) NVRはネットワーク帯域が速度やレスポンスの要因になりますが、創意工夫によってDVRに接近することが、まだまだ可能であるようです。

(※1 イギリスなどでは「オフィスビルの大半では、常駐のガードマンが映像を見ている」ことは、ほとんど常識だと憶測しています)


3) マルチシステムユーザ設定

4) マップ機能

5) ウェブサーバ機能の強化


上記3つの機能については、2009/10上旬にご紹介する予定です。


NVR、VMS、ハイブリッド機種、DVRの定義(セキュリティ24自社定義)

◆NVRやVMSの定義

とことで、NVR(ネットワーク・ビデオ・レコーダー)や、VMS(ビデオ・マネジメント・システム)の定義については定かではありません。おおまかなNVRとDVRの見分け方は「キャプチャーボードの有無」です。

参考のため、セキュリティ24の定義を次のようにご紹介いたします。
(あくまでも自社の定義になり、一般的な認識では無い場合があります)

 

NVR(ネットワーク・ビデオ・レコーダー)

1) ハードウェアとソフトウェアがセットになっている。

2) ネットワークカメラにのみ対応している監視ビデオシステム。

 

ハイブリッドNVR(ハイブリッド・ネットワーク・ビデオ・レコーダー)

1) ハードウェアとソフトウェアがセットになっている。

2) 16台以上のネットワークカメラを、各10FPS以上でリアルタイム表示できる監視ビデオシステム。

3) アナログカメラ用のキャプチャーボードを内蔵している。

 

ハイブリッドDVR(ハイブリッド・デジタル・ビデオ・レコーダー)

1) ハードウェアとソフトウェアがセットになっている。

2) 16台以上のネットワークカメラを、各10FPS以上でリアルタイム表示できない監視ビデオシステム。

3) アナログカメラ用のキャプチャーボードを内蔵している。

 

VMS(ビデオ・マネジメント・システム)

1) ソフトウェアのみ。

2) ネットワークカメラにのみ対応している監視ビデオシステム。

 

 

DVR(デジタル・ビデオ・レコーダー)

1) ハードウェアとソフトウェアがセットになっている。

2) アナログカメラ用のキャプチャーボードを内蔵している。

3) さらに、ビデオデッキタイプと、PCタイプに分かれる。

※ 日本ではキャプチャーボードとソフトウェアの「DVRキット」はマレですが、諸外国での流通は活発です。ライセンス生産によって大きく価格を下げている場合が多いです。ただし、日本語サポートや、日本語能力は、あまり期待できない場合が多いです。中にはLinux(たぶんデビアン系)で、ソースコード付きの製品もあります。(MPEG4のライセンスとか大丈夫なのか?と気になりますが)

 

興味深い、防犯ビデオシステムの無料業界誌 A&S JAPAN No.12 の【性能比較表】

◆性能比較表

防犯ビデオシステムの無料業界誌A&S JAPAN No.12 に、ネットワーク・ビデオ・レコーダー(NVR)などの性能比較表が載っています。セキュリティ24はマルチベンダーですので、とても興味深く、貴重な資料です。

 

もしA&S Japanを購読されていなければ、こちらから読者登録できます。(展示会などで配布するのを貰う手もあります)
セキュリティ24もエクザックビジョンを当雑誌で知りましたので、購読により、選択肢が拡大する可能性は高いと思います。

 

なお、比較表では、国内ベンダーで出荷台数がトップのトリワークス社・・・あの、蔵衛門を販売されておられる・・・のシステム「アロバビュー」が入って無いので、多少の不満があります。仕様はこちらの http://www.arobaview.com/?page_id=29で確認できます。Linuxで動作し、監視できるソフトウェアは、エグザックビジョンと、トリワークスさんのNVRくらいだと思っており、それが無いのは残念です。

 

そ れと、Alnet Systemsが性能比較表に入っていないのもさらに残念です。デモ・クライアントをテストしたところ「驚くべきクオリティ」と「レスポンス」で伝送するシステムだったので、問い合わせしたことがあります。が、そういえば返事をもらっておりません。・・・。 メールをいただきました。弊社に不備(登記簿謄本のFAX送信を弊社がしていなかった)があり、そのために待っており返事ができなかったと、ご丁寧にも担当者様からご連絡いただきました。(09/09/24修正)
Alnet Systemsの日本総代理店はビューシステムズ様です。福岡の防犯会社様です。

 


 

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